組織にメンバーを割り当てるには、先にテナント内にユーザーを作成しておく必要があります。ユーザーが見つからない場合には、代わりにユーザーを招待することもできます。
メンバーを直接管理するには、またはを使用することができます。
Auth0 Dashboard
Auth0 Dashboardでメンバーを割り当てるには、以下を行います。
- [Auth0 Dashboard]>[Organization]に移動して、メンバーシップを構成したい組織を選択します。
- [Members(メンバー)] ビューを選び、[Add members(メンバーの追加)、[Add Users(ユーザーの追加)] の順に選択します。
- メンバーとして組織に割り当てたいユーザーの名前を入力して、[Add user(s) to organization(ユーザーを組織に追加)] を選択します。
Management API
Management APIでメンバーを割り当てるには、以下を行います。
Create Organization MembersエンドポイントにPOST呼び出しを行います。必ず、ORG_ID、MGMT_API_ACCESS_TOKEN、およびUSER_IDのプレースホルダーの値を、それぞれ組織ID、Management APIのアクセストークン、ユーザーIDに置き換えます。
Auth0ドメインを見つけるテナント名がAuth0ドメインである場合は、地域のサブドメイン(テナントが米国地域にあり、2020年6月より前に作成された場合を除く)の後に「.auth0.com」が続きます。たとえば、テナント名が「travel0」の場合、Auth0のドメイン名は「travel0.us.auth0.com」になります。(テナントが米国内にあって、2020年6月よりも前に作成された場合、ドメイン名は「https://travel0.auth0.com」になります。)カスタムドメインを使用している場合には、これがカスタムドメイン名になります。
| 値 | 説明 |
|---|
ORG_ID | メンバーシップを割り当てたい組織のID。 |
MGMT_API_ACCESS_TOKEN | create:organization_membersのスコープを持つManagement APIのアクセストークン。 |
USER_ID | 指定された組織に割り当てたいユーザーのID。送信できるメンバーの数は各要求で組織ごとに最大10までです。 |
応答ステータスコード
可能性のある応答ステータスコードは以下のとおりです。
| ステータスコード | エラーコード | メッセージ | 原因 |
|---|
204 | | Members successfully added to organization(メンバーが組織に追加されました) | |
400 | invalid_body | Invalid request body(無効な要求本文です)メッセージは、原因によって異なります。 | 要求ペイロードが有効ではありません。 |
400 | invalid_query_string | Invalid request query string(無効な要求クエリ文字列です)メッセージは、原因によって異なります。 | クエリ文字列が有効ではありません。 |
401 | | Invalid token(無効なトークンです) | |
401 | | Invalid signature received for JSON Web Token validation(JSON Webトークン検証に無効な署名を受け取りました) | |
401 | | Client is not global(クライアントがグローバルでありません) | |
403 | insufficient_scope | Insufficient scope; expected any of(スコープ不足。次のいずれかを想定します): create:organization_members. | 提供されたベアラートークンスコープで許可されていないフィールドのread/writeを試みました。 |
429 | | Too many requests(要求が多すぎます)X-RateLimit-Limit、X-RateLimit-Remaining、X-RateLimit-Resetヘッダーを確認してください。 | |